溺愛†マドンナ
「~~~~っ!!」


「えっ!?ちょっと剣君!?」


ようやく真相を知ったオレは、勢い良く廊下にしゃがみ込んだ。


世那も困惑気味にしゃがみ込んでオレの顔を覗き込もうとするが、目を合わせられない。


「どうしたの?剣君。顔赤いよ?」


「何でもねぇ…気にしないでくれ///」


自分のあり得ない勘違いに、みるみる顔が熱くなった。


あ゛~~~!オレなんつー勘違いしてんだよーーー!!


さっき榮児と慶太郎でイライラ解消しないで良かった……誤解だったって後からバレたら、ぜってぇ何か奢らされるに決まってるもんよ。
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