溺愛†マドンナ
一気に昨日の記憶がフラッシュバックしている最中、目の前の男の子が目を見開きながら呟いた。


私は絡まれた男子に気を取られていて、気づいていなかったんだ。


「あ、アナタやっぱり昨日の空き地の……!」


胸ぐらを掴んでいたのは、昨日私が牛乳をあげたあの最強君だったという事に。


「え?お前なんでここにいんの?」


「そっちこそ……私はここの生徒だからいるんですよ」


「ハァ!?お前ここの学校の生徒だったのかよ!?」


1日振りの予期せぬ再会に、私と最強君はポンポンハテナを飛ばして話し出した。


――――ザワッ…
< 49 / 503 >

この作品をシェア

pagetop