溺愛†マドンナ
ただ普通に剣君達と会話していた私は、またまたはよと静帆に腕を引かれて大きな声を出してしまった。


あ、忘れてたけど、ここ学校の廊下で、しかもさっきまで剣君がケンカしてたから、大勢の生徒が私達の事見てたんだった…………


「ア、アンタ何この人達と普通に会話しちゃってるのよ!?」


「え?何か問題あるの?」


「問題所の話じゃないってーーー!!」


それぞれ私の左右の腕を握っているはよと静帆は、オバケでも見たかの様に顔が真っ青。


静帆はビクビクしながら剣君達3人をチラ見し、はよは1度も彼等を見ようとしなかった。
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