溺愛†マドンナ
楽しい遠足な様な気分になり、テンションがアップしていた私は、床に座ってお弁当の包みを解こうとした。


が………


「あっ、ちょっと何すんのよ!?」


静帆にヒョイッとお弁当箱を奪われ、床に置かれる。


はよと静帆と秀悟は3人並んで私の前に座り、はよ&静帆の女子2人がズイッと私に顔を近づけて来た。


「世那!のん気にお弁当食べようとしている場合じゃないわよっ!!」


「ええ!?でも早くしないとお昼終わっちゃうよ!?」


まず先に喋り出したのははよで、私が剣君達と立ち話していたせいで時間をロスした事も忘れて叫んだ。
< 65 / 503 >

この作品をシェア

pagetop