大丈夫は禁止
しばらくして、竜樹が裕太と一緒に帰って来た。

和「裕太いらっしゃい。来たとこ悪いんだけど、絢音が熱出してるんだ。診てもらって良いか」

裕「絢ちゃんまたムリしたの?学校に行けて楽しいのは分かるけど」

竜「ただいま。琴音は?」

竜樹はいつも琴音を気にかけてくれる。俺らが絢音にばっかり構っていて、琴音が家出をした事があるからだ。

和「琴音ならリビングにいるよ。ご飯温めてるんじゃないか?」

俺は竜樹に琴音を任せて、裕太を部屋へと案内した。
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