大丈夫は禁止
俺と虹汰は静かにリビングを出た。

竜「虹汰?悪いんだけど車まわしてくれる?琴音、喘息出てるしこのまま病院連れてくわ」


虹「了解。桃果はここで待ってて。琴音ちゃんは大丈夫だから」

心配そうな顔をして俺らを見つめる桃果に、虹汰は声をかけてから家を出た。
俺は、虹汰が車をまわしてくるまでに、桃果に聞かないとな。

竜「桃果聞いていいか?琴音いつから具合悪かった?こんなけ酷いのも久し振りだしま前から何か変わった事とかなかったか?」

桃果は少し困った顔をして聞いてきた。

桃「琴音には言わない?」

竜「内容によるけど、今は琴音には言わない。約束する」

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