Never say Love you
翌朝、だにえるから友達申請が届いた。
躊躇するどころか外国人の友達がいる自分ってかっこええやんかと鏡の前で口内を泡だらけにさせながら自分に酔いしれる。
私の性格はご覧の通り、根ガティブだけど変なところでポジティブである。
今日から新しい派遣先での仕事だ。
恐らく、いや確実に女だらけの職場なのだが男性社員がいる(かもしれない)という僅かな期待に力がこもる。
濃いすぎない化粧と、膝上数センチのスカート。昨夜トリートメントにお世話になった暗めの髪には天使の輪。
ヒールの高さは女のプライド?などと聞いたことがあるので6センチという微妙な高さを選択した。
僅かな期待は、電車が会社との距離を縮めてゆく度に膨らんでいく。