Never say Love you
コールの後にメッセージが届く。
”Saya, I just want to talk with you again”
さや、私は?話したい?君と?
再び....
再び?
いいえダニエル、私はあなたと話したことはありませんが...?
それとも、”again”には何かしら他の意味があるのだろうか。
考えている間にもなり続けるコール。
”danielからの着信”
それに私が応答するまで、きっと彼は鳴らし続けるだろう。
なぜならば彼は既にもう13回私に電話をかけてきている。
ダニエルの執念。
いや、執念かどうかは知らないけれども。