楓と魚と私
さっきの言葉が聞こえたらしく
その男はこっちを見る
私は当然無視
『ねぇ、キミ一人?良かったら僕の……
『んな在り来たりなナンパすんなよ!!だっせ。
てか誰だてめぇ?この辺の奴じゃねーだろ?』
男は一瞬怯む
そりゃそうだろ
何せ私は口が悪いので有名だからな
まぁ、でも暇潰しにはなりそうだ
私はニヤリと笑う
そんな私に男は言った
『ナンパか~…懐かしいなぁ。あ、そうそう。
キミこの辺の子でしょ?良かったら此の魚
貰ってくれないかなぁ?ちょっと釣りすぎちゃって……』
『要らねーよそんな魚。てか、気安く話し掛けんな』
『じゃ、此の半分ね~♪宜しく』
『おい、話聞いてんのか?』
何か………調子狂う
はぁ……まぁでも嫌いなタイプではねーな?
宜しくは此方の台詞だよ
宜しくな?………
『おい、てめぇ名前何だよ?』
『僕?僕は楓〈かえで〉また宜しくね~
えっと……名前は~……』
『……薫《かおる》』
宜しくな楓……?(黒笑)
そう言って私は帰った
楓に貰った“魚”を持って……
その男はこっちを見る
私は当然無視
『ねぇ、キミ一人?良かったら僕の……
『んな在り来たりなナンパすんなよ!!だっせ。
てか誰だてめぇ?この辺の奴じゃねーだろ?』
男は一瞬怯む
そりゃそうだろ
何せ私は口が悪いので有名だからな
まぁ、でも暇潰しにはなりそうだ
私はニヤリと笑う
そんな私に男は言った
『ナンパか~…懐かしいなぁ。あ、そうそう。
キミこの辺の子でしょ?良かったら此の魚
貰ってくれないかなぁ?ちょっと釣りすぎちゃって……』
『要らねーよそんな魚。てか、気安く話し掛けんな』
『じゃ、此の半分ね~♪宜しく』
『おい、話聞いてんのか?』
何か………調子狂う
はぁ……まぁでも嫌いなタイプではねーな?
宜しくは此方の台詞だよ
宜しくな?………
『おい、てめぇ名前何だよ?』
『僕?僕は楓〈かえで〉また宜しくね~
えっと……名前は~……』
『……薫《かおる》』
宜しくな楓……?(黒笑)
そう言って私は帰った
楓に貰った“魚”を持って……