〜虹色の桜〜ハナノナミダ
「5.4.3.2…「バタン!り、理事長ひどいです!」あら〜時間内に着いちゃったのねーつまんないー」

えー着いちゃいけないのかよ…鬼だわ。

「はぁはぁ…で、その女の子がルカの見守り役の天王寺花奏さんですか?」

「そうよーでも、見守り役っていうのは気に食わないわ。
見守り役だけど、今日からこの学園の生徒よ。言い直しなさい。」

え、薫子さん…こ、こわい。

「す、すみません。今日から転校してくる天王寺花奏さんですね。私はS組の担任中山衛です。
もしかして、天王寺財閥の関係者ですか?」

「関係者もなにも、天王寺財閥の娘です。中山先生。これからよろしくお願いします。」

「こ、これは大変な無礼を…よろしくお願いしますね!では、教室に行きましょうね」

「あの、そんなにペコペコしないでください。息苦しいので。」

「わかった、普通にいくわー」
って、キャラ変わりすぎじゃない?!

「じゃ、薫子さん暇になったらくるね!」

そう、私が言うと薫子さんはニコッと手を振ってくれた。
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