きっともう君以外好きになれない





教室の中はガヤガヤしてる





騒いでる男子たちもいれば
真面目に勉強をしてる人も。






でも、私の視線の先には…







『永瀬君…』





「よぉ!あのさ、国語の教科書かしてくれへん?」






『えっ!?え、あ、うん』





やばい…




久しぶりだから、緊張してるッ!




えーっと…




国語の教科書。




落書きはしてないね



よし!






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