不器用で優しいキミ
「あ、あれ?」


あれ?


湯菜ちゃんについていったのにな…?


なんで湯菜ちゃんいないの?


「湯菜ちゃーん。」


そこの道路には誰もいなくて、反響もするわけもなく私の声は消えた。


「あ、ねぇねぇ君!」


突然声をかけられて後ろを向いた。


「誰でしょうか?」


そこには茶髪のちょっと(いや、かなり)チャラチャラしてる人がいた。


チャラチャラ…。


ついでにアクセサリーもチャラチャラ。


「君迷子なの?
○○学園の子だよね!」


そう言って手を引かれて私は引っ張られてった。


まぁ、大丈夫だよね。
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