仮面夫婦
吐き気がおちつくと隆哉は私の服を脱がして


温かいお風呂に入れてくれた


「ごめんなさい。迷惑かけて、、、」




「次また同じこと言ったら怒るぞ?」



「へ?」




「お腹の子は俺の子でもある」




「、、、」




「迷惑とか、違うだろ?」




「ごめんなさい」




「悪いと思うならひとつお願いがある」




「なんですか?」




「敬語やめないか?」





こうして私たちは敬語を使わない関係になった
< 46 / 231 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop