旅人の詩





「どうやら、俺が思っていた以上に国の人等からのうけは悪いらしい」





「ピィ~」





顔を見合わせながら小声でそう言い合うと、二人は農夫の指した方向へと向かった。





城から離れ、さらに先の外壁側。





城下町の売り子たちの雰囲気とは違った活気が、そこにはあった。




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