旅人の詩





幸せな溜め息を吐きつつベッドに寝転がると、まだ陽は高いと言うのにすぐ睡魔が襲ってくる。





長い飛行の疲れが出たのだろう。





一気に意識を持って行かれ、そのまま明け方まで目を覚ますことは無かった。





翌朝、外の喧騒で目覚めたサラリスは、うんと伸びをしベッドから這い出てきた。




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