ずっと見てたあなたと。
ちゃんと、井ノ上君に対しての想いを伝えた。
……えっ、ていうかずっと私が図書室で本読んでる所、見られてたのー!?
しかも、ニヤニヤしてるとこなんて……。
うぅ…。いろいろと恥ずかしすぎるよ…。
「――ぷっ。お前顔真っ赤…。ホントに俺のこと、好きなんだな。ちょー嬉しい。光葉に俺の想いが届いたとか…。」
井ノ上君にはいろいろと見透かされるなぁ…。
―――私も凄く嬉しいですよ…。井ノ上君…。