信愛
3次会は凌君行きつけのバー。
3次会への移動中、あたしは凌君と並んで歩いた。
すると、凌君がいきなりあたしの耳元でつぶやいた。
凌「おまえ、いい女なのにもったいないな。」
里緒菜「えっ?」
あたしは、凌君を見上げた。
凌君はあたしに微笑みかける。
恥ずかしいのと、照れくさいのとで、あたしは凌君にそのあとなんて言葉を返したのか覚えていない。
この瞬間、あたしは凌君に対して少しだけあたしを理解してくれる人なんじゃないかって、思った。
酔った勢いとはいえ、そんな風に言われたこと一度もなかった。
ただ、素直に嬉しかったんだ。
凌君のその一言が。
3次会への移動中、あたしは凌君と並んで歩いた。
すると、凌君がいきなりあたしの耳元でつぶやいた。
凌「おまえ、いい女なのにもったいないな。」
里緒菜「えっ?」
あたしは、凌君を見上げた。
凌君はあたしに微笑みかける。
恥ずかしいのと、照れくさいのとで、あたしは凌君にそのあとなんて言葉を返したのか覚えていない。
この瞬間、あたしは凌君に対して少しだけあたしを理解してくれる人なんじゃないかって、思った。
酔った勢いとはいえ、そんな風に言われたこと一度もなかった。
ただ、素直に嬉しかったんだ。
凌君のその一言が。