女装男子VS男装女子。
あたしの声を聞いたクラスメイトが、「え、あれって本当に天野くんなの?」と言っているのが耳に入った。
「理事長呼んでこいやぁ!」
「いるぞ。教室の外に」
眼鏡の言葉を聞いて、あたしはすぐに教室の外にいる理事長を捕まえた。
「オイクソ理事長。どういうことだ?ちゃんとあたしが納得するような理由を言ってみろよ言えるもんならな!」
早口でそう捲し立てる。
天野 桃、高校一年生。
現在 MAXにムカついてます☆
「えー、言わなきゃダメ?」
「当たり前だろーが。なめてんのかテメエは」
あたしが睨み付けると、「わかった!ちゃんと全部話すから睨まないでよぅ」とか言っていた。
「もーぅ、天野くんたら怖いんだから☆」
「殺すぞテメエ」
「や、やめて!調子に乗ってゴメンなさいぃ!……えっと、ですね。今から全部話すから、怒らないで聞いてね?」
上目遣いでパチパチと何度か瞬きをする。
キッモ!!
「さっさと話せよ」
「あのねー天野くんに男装させてたのはね?ただの暇潰しっていうか……ぶっちゃけ言うと僕が楽しむため?みたいなー」
てへっ。メンゴメンゴ☆
と謝ってくる。
そんな理事長に、あたしはキレた。
「テメエ一回死ねやぁぁぁあ!僕が楽しむためだあ?ふざけんじゃねぇぞ!あたしの努力はなんだったんだよ!この落とし前はちゃんとつけてくれんだろうなぁ?!」
「ヒィィッ!怒らないでねって言ったのにぃぃ!」
「これが怒らずにいられるかハゲ!」
「髪の毛気にしてるのにぃ!」
「知るかっ!」
あたしの剣幕に、怯えまくる理事長、現在 56歳。
鬱陶しいです。
「理事長呼んでこいやぁ!」
「いるぞ。教室の外に」
眼鏡の言葉を聞いて、あたしはすぐに教室の外にいる理事長を捕まえた。
「オイクソ理事長。どういうことだ?ちゃんとあたしが納得するような理由を言ってみろよ言えるもんならな!」
早口でそう捲し立てる。
天野 桃、高校一年生。
現在 MAXにムカついてます☆
「えー、言わなきゃダメ?」
「当たり前だろーが。なめてんのかテメエは」
あたしが睨み付けると、「わかった!ちゃんと全部話すから睨まないでよぅ」とか言っていた。
「もーぅ、天野くんたら怖いんだから☆」
「殺すぞテメエ」
「や、やめて!調子に乗ってゴメンなさいぃ!……えっと、ですね。今から全部話すから、怒らないで聞いてね?」
上目遣いでパチパチと何度か瞬きをする。
キッモ!!
「さっさと話せよ」
「あのねー天野くんに男装させてたのはね?ただの暇潰しっていうか……ぶっちゃけ言うと僕が楽しむため?みたいなー」
てへっ。メンゴメンゴ☆
と謝ってくる。
そんな理事長に、あたしはキレた。
「テメエ一回死ねやぁぁぁあ!僕が楽しむためだあ?ふざけんじゃねぇぞ!あたしの努力はなんだったんだよ!この落とし前はちゃんとつけてくれんだろうなぁ?!」
「ヒィィッ!怒らないでねって言ったのにぃぃ!」
「これが怒らずにいられるかハゲ!」
「髪の毛気にしてるのにぃ!」
「知るかっ!」
あたしの剣幕に、怯えまくる理事長、現在 56歳。
鬱陶しいです。