明日からのその先

顔はいい方なのに。

あたしは恐いと思わない。

背だってそんなに高くないし、顔だって小学生みたいなんだもん。

「おい、木下 花ってあれか?」

目の前には木下 花がいる。

「うん。そうだけど」

そう言うと彼等は木下 花を襲い始めた。

助けてって叫んでる。

少し罪悪感がある。

でもこうしなかったらあたしが襲われてたし、よかったのかな…

それに…

弟が助けに来てくれるよ。

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