明日からのその先
「まぁ…花がそう言うなら許してやる」
簡単なやつだな。
「えーなんだつまんないのーいくじなしー」
ちょっと期待してたあたし。
「お前調子のってっと殺すぞ?」
死ぬのは嫌なので何も言わなかった。
「じゃあ…あたし帰るね。1人で大丈夫だから」
「おう。気をつけろよ」
なぜか木下 花は1人で帰って行った。
「…お前も帰れよ」
グゥ…
「…何今の?」
「お腹の音ですかね…あいにく今家に帰るどころじゃないんで」