明日からのその先

「ただいま…」

学校も終わって家に帰宅。

今日はいないで…

額から汗が流れる。

別に暑い訳じゃない。

よかった…

今日はいない…

少し嬉しくて軽い足取りで部屋に入る。

「おかえり千代里…何かいいことでもあった?」

「ひっ…か、勝原さん…」

あたしの希望はむなしくも砕け散った…

「ひどいなぁ…千代里ってば。おしおきしなきゃ…」

「うっ…ん…」

ベットに押し倒されて深い深いキス…

好きどおしなら嬉しいものなんだろうけど、

あたしには苦痛でしかない。

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