明日からのその先
「…花が教えればいいじゃん」
「あたしが教えて赤点だったの!!」
…双子でも似てない双子がいるんだね。
「別に…いいけど」
家に帰るのも遅くなるし、
いいかもしんない。
「じゃ!よろしく!」
花はどっかに行ってしまった…
「とりあえず…図書室行く?」
いざ図書室へ!
「どこがわかんないの?」
図書室の本棚から参考書を取り出していく。
「…全部」
「どっからの全部?」
「…1年から全部」
「高校1年からね」
「ちがう…中学」