明日からのその先

「千代里ー?いないのー?千代里…ど、どうしたの!?千代里?千代里ー!!今救急車呼ぶからね!?」

意識が戻ったら病院のベットの上だった。

「…お姉ちゃん?」

「千代里ぃ…死んじゃうかと思ったよぉ…」

生きてる…

生きてるんだ…

「お姉ちゃんー」

涙が溢れてきた。

「でね、これ誰がやったのかわかる?」

勝原さん。

そう答えればお姉ちゃんが傷つく…

そんなの嫌。

「誰かわかんない…急に襲われたから」

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