明日からのその先
見えない未来
存在価値
「はぁ…よし!」
今日から学校。
あたしの目には眼帯、左腕にはギプス。
どう見ても普通じゃない…
木下も、
前みたいに一緒にいてはくれないだろな…
みんなの目があたしを見てる。
気にしないであたしは歩く。
教室の前まで来た。
ゆっくりドアを開けて中に入る。
みんなが静まり返った。
今にも泣きそうになる…
教室で1人ぼっちのあたし…
ひそひそ声が聞こえる。