明日からのその先

気づいたら走ってた。

「はぁ…はぁ…木下?」

体育館裏についたあたしはあたりを見回す。

そこには男子が数人。

木下は…

いない?

「あの…木下は?」

男子たちが笑みを浮かべる…

「本当に来たし!!ここに木下なんかいるわけねぇじゃん!」

嘘?…

何のために?

「この前男とキスしてたよねー濃厚なさー俺たちにもしてくんない?」

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