明日からのその先

大丈夫じゃないよ…

苦しくて

辛くて

痛くて

でも誰にも助けてなんて言えなくて…

「…彼氏いたんだな」

は?

誰があたしの彼氏なの?

勝原さんのこと言ってるの?

違うよ…

気づいてよ…

「…お前あいつのこと好きなの?」

パンッ

「好きなわけないでしょ!?彼氏なんかでもない!!」

あたしは木下のほっぺを叩いた。

だって許せなかったんだもん。

< 68 / 98 >

この作品をシェア

pagetop