明日からのその先

ベットに横になる…

眠ることもできない…

「千代里ー!」

勝原さんだ…

もう歩くこともできそうにない…

「千代里ー気持ちいいことしてやるぞー」

手も動かせない。

「ほら…すっごく気持ちよくなるぞ…」

勝原さんの手には注射機…

あたしもお姉ちゃんのところにいけるの?

早く打って…

もう楽になりたいよ…

勝原さんがあたしの傷だらけの腕に注射機を押し付ける。

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