先生 ~大好きな人~



さっきより声が低い……
もしかして怒ってるの……?




「あの……ショーが……あるの
だから、行かなきゃ……」





「……そっか…、お前、ファッションコースだもんな」




え……??
なんで、そんなこと先生が知ってるの?
私のクラス知らないんじゃ……



「……本当はいかせなくないんだよね
……まだ熱があるんだぞ……」



ゆっくりとまた暖かい手が私の頬を触れた
その瞬間に私の心臓もばくばくと音をたてる


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