秘密の言葉
「水樹!そういえば、まだ放課後遊んだりとか全然無かったよね?今日どっか行かない?」
「ここ、ド田舎だよ?…て言うか、今日は無理なんだ、ごめんね?」
田舎で遊ぶところなんて、無いよ。
まあ、遊べないのも事実だしね。
「そっか、じゃあまた誘うわ!」
「うん、ありがとう」
さて、今日も水木君と帰ろう!
毎日の坂道は、やっぱり辛い物だけど、水木君と一緒なら平気。
1人じゃないから、楽しいし。
「花、最近よく笑うね」
「えへへ、楽しいからっ」
そういうと、水木君はちょっぴりほっぺを赤くした。
それに、笑ってる。
水木君がよく笑うから、私も自然とニコニコしてる。
「花、空ちゃんと仲良いんだね」
「ああ…恵美?可愛いよね、私と何で仲良くしてくれるんだろうってくらい」
「花だって!…可愛い、よ?」
「…」
つい、黙ってしまった。
人にかわいいなんて、言われた事無かったから、素直に嬉しい…すごく。
『水木君も、カッコいいよ?』って言ったら、どんな反応するだろう。
「それじゃあ、またね…花」
「またあした!」
「…水樹ー!」
夕日の沈む方へ、水木君が帰って行くと、急に坂の途中から恵美の声が響いた。
「ここ、ド田舎だよ?…て言うか、今日は無理なんだ、ごめんね?」
田舎で遊ぶところなんて、無いよ。
まあ、遊べないのも事実だしね。
「そっか、じゃあまた誘うわ!」
「うん、ありがとう」
さて、今日も水木君と帰ろう!
毎日の坂道は、やっぱり辛い物だけど、水木君と一緒なら平気。
1人じゃないから、楽しいし。
「花、最近よく笑うね」
「えへへ、楽しいからっ」
そういうと、水木君はちょっぴりほっぺを赤くした。
それに、笑ってる。
水木君がよく笑うから、私も自然とニコニコしてる。
「花、空ちゃんと仲良いんだね」
「ああ…恵美?可愛いよね、私と何で仲良くしてくれるんだろうってくらい」
「花だって!…可愛い、よ?」
「…」
つい、黙ってしまった。
人にかわいいなんて、言われた事無かったから、素直に嬉しい…すごく。
『水木君も、カッコいいよ?』って言ったら、どんな反応するだろう。
「それじゃあ、またね…花」
「またあした!」
「…水樹ー!」
夕日の沈む方へ、水木君が帰って行くと、急に坂の途中から恵美の声が響いた。