秘密の言葉
一一「ねえ、僕君が大好き!」
「え?まだ私たち、子供だし…」
素直に嬉しかった。
太陽みたいに明るく笑う、素敵な君に告白されたんだもん。
「…わたしも!大きくなったらお嫁さんになってもいい?」
「うん!じゃあ大きくなったら、2人で愛してるって言い合おうね!」
「今は、言わないの?」
大きい瞳、笑うとすっと細くなる。
私は、君のことが本当に好きだった。
バカみたいだけど、ずっと待ってる。
「それはね?大人になった時の、秘密の言葉!」
「うん!…あれ、もういっちゃうの?」
「うん、またどこかでね!」
___また、会いたい。
常に身につけていたネックレスを、ギュっと握りしめた。
名前、なんて言うんだろう?
私の名前、何で知ってるんだっけ…。
また、夢で会いたい。
でも本当は、目の前に現れてほしい。
向こうは、もう忘れちゃってるよね、だってもうずっと前だし…。
「会いたい…」
深いため息をついて、私はもう一度目を閉じた。
…でも、すんなりは寝れなくて。
結局、頭をフル回転させて考えることにした。
小さかった、あの頃を…。
「え?まだ私たち、子供だし…」
素直に嬉しかった。
太陽みたいに明るく笑う、素敵な君に告白されたんだもん。
「…わたしも!大きくなったらお嫁さんになってもいい?」
「うん!じゃあ大きくなったら、2人で愛してるって言い合おうね!」
「今は、言わないの?」
大きい瞳、笑うとすっと細くなる。
私は、君のことが本当に好きだった。
バカみたいだけど、ずっと待ってる。
「それはね?大人になった時の、秘密の言葉!」
「うん!…あれ、もういっちゃうの?」
「うん、またどこかでね!」
___また、会いたい。
常に身につけていたネックレスを、ギュっと握りしめた。
名前、なんて言うんだろう?
私の名前、何で知ってるんだっけ…。
また、夢で会いたい。
でも本当は、目の前に現れてほしい。
向こうは、もう忘れちゃってるよね、だってもうずっと前だし…。
「会いたい…」
深いため息をついて、私はもう一度目を閉じた。
…でも、すんなりは寝れなくて。
結局、頭をフル回転させて考えることにした。
小さかった、あの頃を…。