秘密の言葉
「花、ノート…いい?」

「え?あっ!ごめんっ」

一体どれくらい、水木君を見つめていたのだろうか…。
恥ずかしさが込み上げてくる。
あ…思い出した…。
うっかり水木君の笑顔で忘れてしまうところだった…。
理由だよ、断られた理由を年越す前からずっと気になってたんだ…。
何忘れてるんだ、私は…。
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