僕等、リア充撲滅部!
「だ、大丈夫?」

「まか、せて、くださ、い」

心音さんはヨロヨロと図書室へ向かった

なんとか階段へ登っている

……そろそろだな

「こちら001、どうぞ」

『ザザッ…こちら002、そろそろか?』

「あぁ、ターゲットをおびき寄せてくれ
急かすような言い方でよろしく」

『ザザッ…了解した。』

心音さんは慎重に階段を登る

やっと一段登りきれたようだ

「あ、山川ーー!!ちょっと
早く来てくれるかぁーー!?」

皐月の声が鳴り響いた

心音さんは角へ曲がった

「きゃあ!?」「うおっ!?」

山川と心音さんはぶつかった

大量の本は崩れた

山川と心音さんは尻餅をついた

「痛たた…」

「ご、ごめん、大丈夫か?」
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