僕等、リア充撲滅部!
心音さんは俺達に小走りで近寄ってきた

「た、あの、なんの、よう、ですか?」

心音さんの顔を見ると少し頬が赤かった

「これ落としてました」

山川は微笑んで心音さんにハンカチを

手渡した

「あ!…あ、ありがと、うござい、ま、す
お礼は、どうすれば…?」

「お礼はいりません」

山川は優しくそういった

「も、勿体無いよ!せっかくだし
なんかお礼してもらいなよ」

「いや、別にいいし」

「なんか買ってもらえよ
来週の土曜日に行ってこいって」

俺は慌ててデートの道へと連れ込む

「あ、あの、遠慮しないで、くだ、さい」

「んー、じゃあ、そうする」

山川はなんとも言えないような顔して

そういった

「来週の土曜日、11時に越谷駅で」

「は、はい!」

(*-`ω´-)9 ヨッシャァ!!

楓!やったよ!
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