僕等、リア充撲滅部!
30分後、心音さんは落ち着いた

「みな、さん、いままで、ありがとう
ございました!」

心音さんは涙目で頭を下げた

「………また、なにかあったら
依頼してください」

楓は申し訳なさそうに言った

やはりちゃんと仕事をやりきれなかった

事が悔しいのだろう

楓は唇を噛んだ

「では、失礼します…」

心音さんは去っていった

心音さんが去っても沈黙が続いた

「失敗してしまいましたね…」

最初に口を開いたのはやはり

藤岡さんだった

「あぁ、そうだな……」

楓の唇みると血が少し溢れている

「くやしいな…」

皆、ほんとに悔しそうな顔をしている
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