僕等、リア充撲滅部!
5分後

奏多はメイクを落とし終わった

「よし、次は喋り方です」

「最初は奏多からなのだ」

「女の子らしく喋ってみるのでーす」

「えぇ!?」

奏多は渋々というような感じで

教卓の前に立った

「えー、ゴホン!…じゃあ、奏多いきます!」

皆、奏多に集中する

奏多は柔らかい微笑みとともに

口を開いた

そして爽やかなオーラを纏ったまま

奏多は女の子らしく喋った

「〈どうもぉ♡うふーん♡あふーん♡〉」

「「「「「「………。」」」」」」

部室内はシーンと静まり返った

「あの、奏多さん。
 なんか、間違ってるよ…」

皐月が小さくそう言った

ごめん…、皆、もう俺、耐えられないよ…

「`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!
 (°∀°)アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」

俺は……空気を読まず、笑ってしまった

「か、奏多くん!君は、、ァヒャヒャww
天才れふwwヒャヒャヒャw
腹いてぇよw」
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