僕等、リア充撲滅部!
翌日

「ん、まぶし...」

俺はむくりとベットから起き上がる

俺、昨日どうやって帰ったんだろ...

まぁ、いいか

制服を着て支度を済ます

「...行ってきます」

誰もいない家から俺は出た

「楓!おはよう」

とんっ

皐月が俺の背中を軽く押してきた

「うお!皐月か!」

皐月と俺は肩を並べた

「...そういえばさ、昨日
 なんていおうとしたの?」

皐月が俺の顔をのぞいてそういってきた

「な、なんでも...」

“一人じゃない”

“仲間を頼れ...って事だよ”

ふと、占い師の言葉が浮かんだ

「...実はさ」

俺は皐月に悩みを相談してみた

「...楓が悩むとかいつぶりだろうね
 夢が見つからないのが悩みなんだよね?」

「うん」

「...今日さ、みんなで楓の夢、探さない?」

「宝さがしみたいだな...」

「いいじゃん、探してみようよ」

「...そうだな、よろしく頼む」

俺は渋々うなずいた
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