僕等、リア充撲滅部!
「貴方たちはイラッと来るけど
 暖かい部活だったわ
 また、どこかで会いましょう♡
 アデュー♡」

「またねー!なのだ!」

璃々は大きく手を振る

皆も大きく手を振った

龍橋も手を振りながら去って行った

「...行っちゃった」

理絵がボソッと言った

「そうだね。俺たちも帰ろうか」

奏多が皆に向けてそう言った

「そうだね」

俺たちはゆっくり校門へ向かう

「そういえば皆、希望の大学、合格できたの?」

「...うん」

「璃々と私は同格したでーす!」

「私も合格しました!」

「俺、もうすぐで社長」

「俺は本格的にモデルの仕事だなー
 楓は?」

「俺は、ちゃんと合格したぜ」

「よかった、皆さん、合格できたんですね!」

気付いたら校門の前まで歩いていた

俺たちは新たな一歩を踏み出すかのように

大股で校門を出た
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