僕等、リア充撲滅部!
皐月は気づいて、制服の袖で

涙を拭う

「ははっ、なんでだろ…
なんであんな女を好きになったんだろ…」

皐月は、必死に笑顔を作っている

微かに唇が震えている

………………許せねぇ

俺は、校長室へ向かって走り出した

「楓…!?」

皐月は、俺のあとを追いかけてきた

校長室に着いた、乱暴にドアを開けた

俺はヅカヅカと校長室入った

皐月もおどおどしながら入った

「校長……」

校長は、椅子に座ってお茶を飲んでいる

お茶を机に置いて、ため息をした

「ノックぐらいしようよ…」
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