蜂蜜
ずっと身体に当たる水滴が気になって、僕は上を向いた。
でも上には何もなくて、不気味な灰色のモクモクした煙りみたいな物に包まれている。
冷たくて、身体を震わせて水滴を何度も飛ばす。
でも、やっぱり僕は冷たいまま。
僕は倒れた部屋に入り、中にチョコンと座る。
倒れたお陰で、壁は屋根がわりになり水滴が直接は当たらなくなった。
僕は誰なんだろう?
僕は何で此処にいるんだろう?
ブルブル震えて何度も水滴を飛ばすが、濡れた身体は熱を奪う。
寒いな・・・。
寂しいな・・・。
生い茂る緑のチクチクした物から、ポタリポタリと水滴が流れる。
透き通るような緑に、透明に輝く水の粒はまるで泣いているみたいに見えた。
でも上には何もなくて、不気味な灰色のモクモクした煙りみたいな物に包まれている。
冷たくて、身体を震わせて水滴を何度も飛ばす。
でも、やっぱり僕は冷たいまま。
僕は倒れた部屋に入り、中にチョコンと座る。
倒れたお陰で、壁は屋根がわりになり水滴が直接は当たらなくなった。
僕は誰なんだろう?
僕は何で此処にいるんだろう?
ブルブル震えて何度も水滴を飛ばすが、濡れた身体は熱を奪う。
寒いな・・・。
寂しいな・・・。
生い茂る緑のチクチクした物から、ポタリポタリと水滴が流れる。
透き通るような緑に、透明に輝く水の粒はまるで泣いているみたいに見えた。