クールな彼女
手作りお弁当
「友達100人作れるかな」計画を始めてから1週間。
遠藤さんと櫻庭君のおかげか少しずつクールさは抜けていっている気がする。
これなら、どうにかなりそうな気がする・・・。
そう思いながら私はお昼ごはんのお弁当を取り出す。
「ユッキー、ご飯食べよ~!」
その時、遠藤さんに声をかけられた。
「はい!私なんかと食べてくださってありがとうございます!!」
私はありがたい思いで感動していたら遠藤さんはケラケラと笑った。
「何、言ってるの?友達でしょ?」
「え、遠藤さん・・・。」
「ほら、早く食べよ。」
遠藤さんはニコッと笑って机をくっつける。
すると、周りの声が聞こえた。