【完】幼馴染み≠彼氏=幼馴染み
「もしもし?」

『み、美那!?』

「ぅ、うん」

もしかして、怒ってる?

「何やってんのよ!!!!」

私は自然に耳からスマホを遠ざけた。

「な、何が?」

また、耳につけて蘭に
話しかけた。

『あんた、圭くんから
逃げてどこにいるのよ!!』

「ほ、保健室」

どうしてそんなに怒るの?

「美那?あんた、好きなんだよね?
圭くんのことが」

「う、ん・・・でも、
認めちゃうと怖くって・・・
どうしたらいいのか、
分かんないよぉ~」

段々弱々しく声を出す
私に蘭は言った。


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