【完】幼馴染み≠彼氏=幼馴染み
『あんたは、
このままでいいの?

ここで元に戻れば幼馴染みに
戻れるかもしれない。

だけど、その気持ちを伝えず
ずっと苦しい思いをして
生きるの?

美那の圭くんの想いは
その程度のモノだったの?

あんたは自分のことしか
考えてない。

圭くんはずっと美那が、
好きだった。

美那はその想いを
見捨てるの?

誰よりもあんたのことを想う
圭くんの心を否定し続けるの?』

蘭・・・私は気づいたよ。


「蘭・・・私、圭に告白するよ。
ちゃんと私の想いを伝える。
ありがとう・・・蘭」


『いいってことよ、頑張れ』


そう言って、蘭は電話を切った。



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