澪ちゃん恋をする


すると先輩はいきなりあたしと玲次の腕をつかんだ。

えっ!?



「はい、喧嘩はおしまい。握手して」



そう言って先輩は無理やりあたしと玲次の手を繋げた。



「はい、仲直り♪」



ぶんぶんと手を振ってニッと笑った。

先輩のキラキラな笑顔炸裂っ!

その笑顔、まじでヤバイ!!

ほら、玲次もほっぺ赤くなってるよ!



「じゃあ2人とも、気をつけて帰るんだよ!じゃあね!!」



そう行って先輩は去って行った。

あたしは玲次と握手したまま固まっていた。

そして、その手になにかあるような感触がある。

手を解くとそこには飴が2つ握らされていた。



「…先輩…」



「ちっ!」



先輩、あたしはますます先輩にキュンキュンしちゃいます。

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