澪ちゃん恋をする

俺のもの 【圭side】



俺は自分の弁当を食べて、足りなかったから売店に行ってプリンを買ってきた。

今日は火曜日だから料理部あるな。

帰りは澪ちゃんにもらえばOKっと!

頭の中で今日1日のスケジュールを組み立てていたら、俺のクラスの前で聞き覚えのあ
る声が聞こえた。



「…澪ちゃん?」



そう思って近づくとやっぱりそこには澪ちゃんと、澪ちゃんとよく一緒にいる子がいた。

でもクラスのやつらに言い寄られてるみたいだった。

それを見てたらなんかムカムカしてきた。

俺って意外と独占力強いほうなのかな?

そう思って俺は澪ちゃんに近づいて後ろから抱きしめた。



「ひゃあっ!」



澪ちゃんが驚いた声を出した。

うわ!ちっちゃ!!

抱きしめると澪ちゃんは俺の中にすっぽりとはまった。



「悪いけど、これ、俺のだから♪」



そんなことを言ったら澪ちゃんの顔が見る見うるちに赤くなった。

それを見ていたら可愛くて仕方なかった。

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