澪ちゃん恋をする


「み~お~~(怒)」



俺はジリジリと澪に近寄った。

すると澪は焦ったように言った。



「だ、だってホントのことじゃん!」



「お仕置きだ!」



そう言って俺はベッドに寝ている澪のわき腹をくすぐった。

コイツはわき腹が弱いってことは昔から知っている。



「キャー!アハハハっ玲次止めてッ!あははっっ!」



「ほら、謝れ。玲次様すいませんでした。顔も中身もカンペキですって言え!」



「ハハっ!なにそれっ!ウケるんだけど!!」



「言わないともっとお仕置きするぞぉ~」



そう言いながら俺は澪のお腹をくすぐった。



「キャハハッ!言う言うっ!言うから許してっ!!」



そう言って澪が涙目で俺を見上げた。

その瞬間、俺は止まった。

< 275 / 417 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop