澪ちゃん恋をする
名前で呼んで 【圭side】
「あっ!澪ちゃんリンゴ飴好き?」
そう言ってリンゴ飴を2つ買った。
「はい、澪ちゃんの分」
俺は澪ちゃんにリンゴ飴を差し出した。
「ありがとうございます!!」
澪ちゃんは笑顔でそう言ってリンゴ飴を受け取った。
その後も、焼きそばを食べたり、射的をやったりした。
「あ~楽しかった」
カランコロンと俺と澪ちゃんは手を繋いだまま家に向かって歩いていた。
「いっぱい食べましたね!」
「あ、ごめんね。食べ物ばっかりたべちゃって…」
俺はいつもの癖で食べ物ばっかり食べていた。
澪ちゃんが『そんなに食べても細くてうらやましい』と言っていたが、これくらい食べなきゃ毎日のサッカーの練習でのカロリーを摂取できない。
「いいえ、楽しかったですから!」
そう言って澪ちゃんはニコニコと笑った。