澪ちゃん恋をする


「はい、そこまで~」



タイミングよくおばさんの説教が終わったみたいで2人の間に入ってきた。

あたしは自分の顔の横まで出た拳を下げた。



「玲次も人のものを勝手に食べちゃいけない。澪ちゃんもそれくらいで泣かないの。はい、握手して仲直り」



しぶしぶ、玲次と握手をする。


こうして須藤家の事件は一件落着したのだ。


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