澪ちゃん恋をする
どんどん可愛くなってきた澪に、勉強をさせてメガネにして、あまり素顔を出さないようにさせた俺の計画がパァになる。
するとカメラを片付けた父さんが俺たちの方に向かってきた。
「そんなことないぞ。今は1dayと言う…」
「あ~!!ダメだと言ったらダメだ!ほら、行くぞ」
俺は父さんの話を全部聞かずに澪の手を引いて歩き出した。
あのくそジジィ。
澪に余計なこと言うな。
「ちょっと待ってよぉ~!」
俺の歩くペースについて来れないのか、澪が転びそうになるのをグイっと引っ張って立て直させた。
ったく。ホント危なっかしいやつ。
だから放っておけないんだよ。