澪ちゃん恋をする
「お前誰だよ?」
玲次が敵対心ギラギラで爽やかBoyに問いかけた。
ちょっちょっと!
睨むなよっ!!
てかこいつ現れるタイミング悪すぎる!!
2人を見てひやひやしていると爽やかBoyが口を開いた。
「この子とは偶然会っただけだよ。じゃあ俺はこの辺で!じゃあね!!」
「あっ!」
そう言い残して、爽やかに走って行った。
あたしはその爽やかBoyの背中を見つめていた。
「おい!澪、アイツ誰だよ!!」
玲次が怒ったようにあたしに言った。
あ~もう少しで名前、ちゃんと聞けたのに…。
すべてコイツが悪い。
そう思って玲次をギロっと睨んだ。
「も~~~う!!玲次のせいだからね!!!」
あたしは玲次の頭をポカポカ叩いた。
「いてっ!意味わかんねぇ!!痛っ!!」
それから2人の喧嘩が始まったのは言うまでもない。