クソガキ
◆第一章
うざい同居人
朝、好きな歌手の着うたアラームで起きる。
‥‥‥あー‥
‥‥‥眠い‥;
あと2分‥‥1分とぐずって‥‥‥そして、バッと起きる。
うぁー‥‥
だるいよ‥‥;
私、超低血圧。
ベッドから落ちるようにして滑り降りて‥‥
とりあえず、洗面所へ
―――――‥‥
「‥‥はぁ?;」
‥‥なによこれ!
蛇口開けっ放しじゃないの!!!!
‥‥‥ひ、一晩中?!
「あ~の~野郎っ!」
私は怒りながら、必要以上に蛇口をきつくしめておく。
‥‥ってかあのクソガキ!!どうやったら蛇口しめ忘れるわけ?!;
朝からイラつかせないでよ!!
‥‥‥って;
少し考えてみると‥‥‥
私、今から顔を洗わないといけないから‥‥‥
結局、蛇口をきつく締めたことに意味はなく‥‥
「‥‥ああっ!もうっ!固っ‥‥;」
虚しく、自分で自分が締めた蛇口をこじあける‥;
なんか、毎度のことのように、嫌な気分にさせられている今日このごろ‥‥;
歯ブラシをくわえながら、私はリビングに向かった。
あのクソガキの朝ごはんを作るために。。。